「子どもが小さいので家でできる仕事を探したい」「少しでも家計を支えたい」という
悩みをお持ちの主婦(主夫)の方は多いと思います。
主婦におすすめの在宅ワークは、年々選択肢も増え様々なものがあります。
子育てや家事、介護などで毎日の出勤が大きな負担となる女性にとっても、
ハンデを負うことなくパフォーマンスを発揮できるため、選択の幅が広がるでしょう。
チャンスがあればこれから在宅ワークをしてみたい！という方に、在宅ワークを行う
メリット・デメリット、活用ポイントなどをご紹介していきます。
在宅ワークを検討したいという方はぜひ、イメージを膨らませてみて下さい。
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在宅ワークのメリット
① 出勤しない
在宅勤務の最大のメリットといえるのが、通勤時間がないことです。
自宅を仕事場とする在宅ワークは、会社に出勤する必要がありません。
人によっては、家と勤務先との移動に数時間を費やしたり、満員電車に苦しめられたりと、
通勤時間は体力や時間の消耗につながります。
在宅勤務なら通勤時間がゼロになるため、その分の時間を業務やプライベートにあてれば、
仕事の効率やモチベーションも上がるのではないでしょうか。
② 働く場所を選ばない
在宅ワークなら、自宅以外にも仕事場所を選べます。
たとえばカフェや移動中でも仕事ができ、働く場所を選びません。
普段の場所以外で仕事する場合は、情報の取り扱いなど十分注意する必要がありますが、
基本的にはパソコンとインターネットさえあればどこでも仕事ができます。
また、家庭の事情などで転居が必要になった場合でも、在宅ワークなら辞めずに続けられる
可能性があるでしょう。
③ 人間関係のわずらわしさがない
仕事を辞める理由として多いのが、人間関係です。
会社ではいろいろな価値観を持つ人や、様々な年代の人が一緒に働くため、
合う・合わないは少なからず発生してしまいます。
しかし、在宅ワークは人と会う機会が少ないため、人間関係のわずらわしさに悩まされにくい
というのもメリットと言えます。
職場の飲み会が苦手という方も多いと思いますが、在宅ワークならそれも回避できます。
在宅勤務であれば、一人で仕事をすることがメインとなるため、人間関係のわずらわしさは
少なくなるはずです。
④ 時間の都合がつけやすい
小さな子どものいる家庭や家族の介護が必要な場合、急な体調の変化に対応する必要が
あるため自宅を長時間あけることができず、働けないという人も多いでしょう。
そのような育児や介護に追われる人でも、在宅勤務が可能なら外に出ることなく
仕事を持てるようになります。
昼間は家事をして夜に集中して作業する、今日は病院の付き添いがあるので仕事は明日に
まわす、という具合に自分の都合に合わせて仕事の時間を決めることができます。
また、生活と仕事を調和させることによってワークライフバランスの充実にもつながります。
在宅ワークのデメリット
在宅ワークは人の目が気にならないので気持ちは楽ではありますが、油断をしていると
いろいろな面で不調が出てくることがあるので注意が必要となります。
メリットに続き、今度はデメリットとなる部分を紹介していきます。
① 自己管理能力が重要
快適な自宅での作業は、プライベートと仕事の切り替えが難しいというデメリットもあります。
通勤することなくパソコンのスイッチを入れれば勤務を開始できるという気軽さゆえに、
オンとオフの境界があいまいになってしまいがちです。
在宅ワークの場合、さぼろうと思えばいくらでもさぼることができ、さらにテレビや
スマートフォン、趣味の物など、誘惑も多いです。
一人でも仕事に向き合うことができる自己管理能力がないと、在宅勤務は難しいかもしれません。
② コミュニケーション不足になってしまう
在宅ワークでは、メールやチャットでのやり取りをすることが多いため、
コミュニケーション不足に陥ることも懸念されています。
仕事の成功を喜んだり、ねぎらったりする仲間もいなければ、切磋琢磨するライバルも
いません。さらに、対面で話せば数秒で済むことも、メールやチャットではうまく伝わらず
時間がかかってしまうこともあるでしょう。
在宅ワークは極力人と会わずに済むというメリットがある反面、コミュニケーションの
難しさが大きな課題となります。
③ 教えてもらう機会が減る
在宅ワークでは、人と会う機会が減ると同時に、人に教えてもらう機会も減ってしまいます。
メールやチャットで教えてもらうこともできますが、文字だけで伝えるのは難しいものです。
たとえば、パソコンの操作を画面を見ながら教えてもらうのと、文面だけで説明を
受けるのとではわかりやすさがかなり違ってきます。
業務効率や生産性を上げるためには、少しだけ遠回りになってしまう場合があります。
在宅ワーク活用ポイント
デメリットを踏まえ、実際に在宅勤務をする際に気を付けておきたいポイントについて、
確認しておきましょう。
① 在宅でも仕事ができる環境を整える
まずは、在宅ワークをするためには労働環境を整えておくのは大切なポイントです。
できるだけ、仕事がしやすい椅子や机を用意し、プライベートな部分と切り分けて使用できる
専用のスペースを作りましょう。
- PCのセキュリティー状況を確認する
- 作業効率を上げる為に、筆記用具などを用意する
- 必要となる書籍を用意する
他にも、自分なりに仕事をする上で必要となるものを用意しましょう。
② スケジュール管理をする
自分だけの空間で、自分のペースでできるという大きなメリットが在宅ワークですが、
計画的に仕事を進める事がとても重要となります。
仕事の合間に家事をしたり、ながら作業になると仕事への集中力が途切れがちになり、
業務がおろそかになる恐れがあります。
「この時間までに仕事を終わらせる」という目標を設定して、集中して仕事をするのが
おすすめです。タスク管理ツールを利用し、進捗状況を確認しながら効率的に仕事を
進めると良いでしょう。無料のツールもたくさんありますので、使いやすいものを探してみてください。
まとめ
在宅ワークにもそれぞれメリット・デメリットがあるので、どちらがよいかは一概には
言えません。しかし、人材不足の問題が深刻化している現代社会では、在宅ワークを
導入する企業が今後も増えていくことが予想されます。
在宅ワークという働き方が増えつつある今、自分のライフスタイルや、性格に合わせて
最適な働き方を選ぶことを考えてみてはいかがでしょうか。
メリット・デメリットを理解したうえで、会社勤務と比較して自分にはどちらの働き方が
合っているのか検討してみましょう。
